みやま市の菊美人酒造の酒蔵開きに行ってきました。

あまり知られてないですが、福岡の南の方の平野は酒どころです！

コロナも少し落ち着き、どうなることかと思いましたが、今年は無事に開催されました菊美人酒造の酒蔵びらき。

私のファンの酒蔵の１つで毎年行っていましたが、２年ぶりに行ってきました。

JR鹿児島本線　瀬高駅から行ける「菊美人酒造」

博多駅から、JR鹿児島本線で40分ほど久留米の先にある瀬高駅が最寄りの駅です。

当日は瀬高駅から酒蔵までの無料のシャトルバスが運行されていましたが、そんなに距離は無いので、のんびりと歩いて行ってもいいでしょうね。歩いていくと大きな矢部川の端を渡って、すぐ先を左の小道に入った先が菊美人酒造です。

もう１つの行き方は天神から西鉄で４５分ほど、水郷の街柳川の柳川駅で降りる方法です。柳川からも無料のシャトルバスで行くことができます。

柳川から4kmちょっとと少し距離がありますが、私は柳川からのんびり歩いて行きました。

酒造の前の広場のテントで受付します。このときに、菊美人のロゴ入りの専用の１００円のおちょこを買うことで、あとは無料で試飲がし放題です。

ラベルが裏返しの「裏菊美人」

毎年同じようなラインアップですが、今年試飲することができたのが

と、ほぼほぼフルラインアップ。おおっぴらすぎる

これが、純米大吟醸ですが、この場所で瓶詰めしてラベル貼ってというまさに出来たての新酒。前は、このお酒は１人１杯って言われてた気がしますが、今年は人数が少ないのか何杯でも試飲することができました。

他にも有料の試飲も３種類あって、これが一番お値段のお高いやつ。1升で11000円もする特別なお酒「菊美人」大吟醸しずくどり斗瓶囲い。

一般に売っているお酒ではなく、鑑評会に出品するためのお酒らしいですね。これを300円で45cc試飲できます。

どんな鑑評会なのかはわかりませんが、トリプル受賞のようです。

おいしい！

きき酒できるほど味がわかるわけじゃないので、なんて言っていいかわかりませんが、香りがいいとかフルーティーなとか、そういったよく言われるのをとても感じです。目をつむって、値段を聞かなくても、これは美味しいと感じると思います。

いわゆる山田錦３５％。

純米大吟醸が最高で、醸造用アルコール入れるのが悪かと言うと、そんなことはなく、作り手の杜氏さんがイメージするとおりのお酒を造るには醸造用アルコールを入れて味を調整するのが良いようです。

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社長の江崎さん。９代目の社長とのことです。

さっきの醸造用アルコールの話や、今回のラインナップのお酒１つ１つについて、その特徴、違いなどの解説をとても分かりやすくお話ししていただきました。

杜氏さんの背中、折り目のぴしっとついた法被と、菊美人の文字が粋です。

他にもスタッフの方がたくさんいらっしゃって、気軽にお話しすることができます。

もちろん全てのお酒を購入することができます。

生酒がこんなにたくさん並んでて、自由に選んで買うことができる幸せ。

片っ端から買って、家で試してみたいところですが、冷蔵庫もそんなお酒のためだけにスペースを確保することができないので、、、

この２本

コストパフォーマンス高すぎる特別純米の裏菊美人

もう１つは、家へのお土産、日本酒がちょっと苦手な人でも間違いなく美味しいという菊美人　梅酒

実は梅酒の方がお値段高い（汗

■住所
835-0025　福岡県みやま市瀬高町上庄183
■電話番号
0944-62-3001