なぜタイ語を勉強するのか?モチベーションの維持

タイ語

どうしてマイナーな言語のタイ語を勉強しているの?
勉強し始めたきっかけは何なの?

私は、英語が話せるわけではありません。まぁ、片言であればなんとかなりますが、とても外国の人と自由にコミュニケーションがとれるレベルではありません。

学生時代もどちらかというと、英語は苦手で、英語の勉強は嫌いでした。英語を楽しいと思うことはなかったですし、英語が話せるようになることで、自分が何ができるようになるのかイメージができていませんでした。

勉強は苦手ではないのですが、ガチガチの理系なので、明確に答えのでるような、明確に何かができるようになるといった勉強はいいのですが、言葉のように自分ができるようになったのか手ごたえの掴みにくい勉強はモチベーションの維持が難しいです。

なので、タイ語についても、タイ語という言語が好きなわけではないですし、タイ語の勉強をすること自体が楽しいということはないです。

そんな、私がなにをきっかけにタイ語の勉強を始めたか?どうやってモチベーションが維持できているのかについてお話していきます。

タイ語を勉強することになったきっかけは?

このブログのメインテーマであるタイ料理について強く興味を持ったのがきっかけです。

当然、小さい頃にはタイに行ったこともなかったし、タイ料理なんて食べたことはなかったですが、今はなき福岡の「サラリムナム」というタイ料理店で初めてタイ料理を口にして、それからいろんな店で食べていく中で、もっともっと本当のタイ料理、現地のタイ料理ってどんなものなんだろうと興味を持ち始めました。

日本でも、おしゃれなカフェが出しているようなグリーンカレーと、タイの人が経営している小さな食堂でのグリーンカレーって全然ちがいますよね。そういった本当のグリーンカレーが美味しいと感じるなかで、タイの現地でグリーンカレーを食べてみたいと思うようになったのです。

でも、私の旅のスタンスとして、よくある海外旅行のガイドブックに載っているような観光客向けのレストランには行きたいない。できるだけ、現地の人の普通の生活に近い旅をして、近い食べ物を食べたい。

英語のメニューがなく、英語が通じないようなローカル食堂で食べたい料理を自由に注文したい。

こういった看板をみて、理解をして、店員さんに注文したい。

というのが、私がタイ語を勉強しようと思ったきっかけです。

最初はなにから勉強をしたか?

なので、最初の目標は「メニューを読んで料理名がわかって、それを注文することができるようになる」でした。

普通の初心者向けのタイ語学習の本やサイトをみると、タイ文字は難しいから、まず最初はタイ文字を使わずにアルファベットの発音記号で始めるのが普通ですが、私はいきなりタイ文字から始めています。メニューを読むのが目的なので。

あとは、料理の名前から、料理に関連する単語を覚えていくことですね。

  • ガパオ・ガイ
  • ガパオ・ムー
  • ガパオ・タレー

から「鶏」「豚」「シーフード」を覚えていくといった感じです。タイ料理の名前は、このやり方でどんどん覚えていくことができますね。

使った本は、「食べる指さし会話帳①タイ(タイ料理)」です。

https://www.amazon.co.jp/dp/4795818134/ref=cm_sw_r_tw_dp_HBH0ZYKM5PPDTTV6NB14

この本、タイの食文化やそれまで知らない料理を知ることもできたり、本当におもしろく読み進めることができます。

屋台で食べたいものを食べられるようになった

そうして、ひと通りタイ文字を読めるようになって、タイ料理の名前を憶えて、簡単なレストランで使う会話を覚えました。

バンコクにひとり旅したとき、ぶらぶらと歩いていてぱっと目に入った屋台や食堂に飛び込んで、メニュー見て注文して、食べることができました。辛くて死にそうになったこともありましたが、楽しかったですねー。

人が行かなさそうなお店で、現地のタイ料理を食べることができている優越感

偶然見つけたカオニャオマムアン屋さん
安くてめちゃめちゃ美味しい

その次にやりたくなってきたこと

そうして、何度もタイ現地での食べ歩きの旅を続けているうちに、タイ料理についてももっと深く知りたい、自分でも作ってみたいと思うようになりました。

また、タイのお寺とかぶらぶらするうちに、「食は生活」、「生活の中の食」ってことで、タイの人の生活、文化について興味をもつようになったり、さらには、タイ人の友人ができてもっといろいろコミュニケーションをとれるようになって、いろんなことを教えてほしいなと感じています。

タイ人コミュニティに溶け込んでみたい

英語のときは、全然起きなかった感情ですね。

ということで、いつの間にか屋台や食堂で料理を食べられるようになるといったことだけではなく、もっと大きなことが、新たな目標として生まれてきました。

そして、勉強のためにタイのドラマを見るようになって、YoutubeでタイのTV局「CH3」や「GMM25」のサイトでドラマを探すようになって、日本語字幕のついていないドラマについても、タイ語で聞いて、内容を理解できるようになりたいな~

タイ人の発信しているYoutubeについても、見て楽しめるようになりたいな~

なんてことが、今やりたいと思っていることです。

今のモチベーションの源泉

タイ語を話せるようになることが「目的」ではなく「手段だと思っています。こう思えることが言語の勉強を続けるうえでの、とっても大事なモチベーションの源泉になっているのかな~と感じています。言語を身に着けた後にやりたいことが具体的にイメージできると、ぶれない軸となって途切れることのないモチベーションが生まれてきますね。

もっと早く気づいていたら、きっと英語も話せるようになっていたんでしょうね。

ゆくゆくは、タイに移住できたらな~

なんてことも頭にぼんやりと浮かんでいます。

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