チェンライ県メーサイの「ジェーチョム(Jae Chom)」でカオニャオマムアン

タイ料理

美味しくて安いカオニャオマムアンが食べたいな~

タイの最北端、ミャンマーとの国境の街「メーサイ」をあてもなくぶらぶらと散策していたら、いい色の大きなマンゴーが店頭に並べられている店を偶然見つけました。

今日は、日本やバンコクで食べるよりも、ずっと美味しく、ずっと大きく、ずっと安い、タイの人気スイーツ、もち米練乳マンゴーこと「カオニャオマムアン」を紹介します。

国道1号線から脇に入って1分ほどの「ジェーチョム(Jae Chom)」

バンコクの戦勝記念等(アヌサワリーチャイ)から、北に向かってミャンマーとの国境まで続く、タイの国道1号線。

その国道1号線の終点、国境から500mほど手前の交差点を右に曲がって、100mほど歩いたところ、この辺りでは、比較的大きな道の左手に「ジェーチョム」はあります。

店の上に大きな緑色の布の幕と、上からぶら下がってるマンゴーが見えるので、お店を見つけるのはとても簡単です。

私が訪れたときは、写真のように右側が破れていましたが、今は新しい幕に変えられているようです。

店の前に並んでいた、新鮮なマンゴーです。傷も少なくとてもきれいなマンゴーばかりです。訪れたのは8月末だったので、微妙にマンゴーの旬の時期とはずれているのですが、こんな感じでよいマンゴーが揃っていました。

カオニャオ○○が並ぶメニュー

メニューは5種類ありました。この中の一番上の一番安いのがカオニャオマムアンです。

日本では絶対に食べられないであろう、他のメニューもとても気になったのですが、マンゴー大好きとしては、定番だけどカオニャオマムアンを注文しました。

50バーツ。日本円にすると170円くらい。

ありえないくらい安いです。店によると思いますが、バンコクの屋台では100バーツくらいで食べました。

ちなみに、左に書いてあるのは

「今日は、カオニャオドリアンがあります! 80バーツです。」

注文すると、お店のおばちゃんが、かごの中のマンゴーを触って、一番美味しそうなのを選んでくれます。

その場で、ちゃっちゃっと手慣れた様子で、皮をむいて、手の上で細かく切って、お皿に盛りつけてくれます。

ちょうど、このとき店の中に、娘さんと思われる女の子がいて、マンゴの切り方を教えていました。将来はこの子に店が継がれるのかな?

カオニャオマムアン 実食

白い皿の上に、もちっとしたもち米、その横にマンゴー丸ごと1つ、その上に練乳がかけられて、松の実がトッピングされたカオニャオマムアンが出てきました。

マンゴーめっちゃ多い、盛り付けもきれい

フルーツと米なんて合うのか?もち米とデザートなんて合うのか?甘いマンゴーに練乳をかけてマンゴーの甘さが消えないのか?と思うかもしれません。

これが、不思議とばっちりと調和するんですね。練乳も甘いのですが、マンゴーも他のフルーツと比べると甘みがとても強いので、練乳に負けることなくフルーツの甘さを感じます。でもち米と松の実の食感が組み合わさって、口の中で複雑な味わいとなります。

マンゴーはめちゃめちゃ甘いので、マンゴーだけを食べ続けるよりも、いろんな甘さや食感を順番に感じることで飽きない、毎回マンゴーの甘さを新鮮に感じられるのかもしれません。

しかし、新鮮なマンゴーは本当に美味しい。そしてこの値段で食べれると思うととても幸せ。

ちなみに、タイの若い女性もカオニャオマムアンが好きな人は多いそうです。しかし、炭水化物+練乳といういかにもダイエットの敵のような栄養素がたっぷりということで、食べたいけど「太る食べ物」という認識のようです。

店の前には、ドリアンもごろごろと並んでました。カオニャオドリアンを頼んだら、これを目の前で割ってくれるのでしょうか?

ちなみに、黄色い札に書いてあるのはドリアンとは何の関係もなく、

「駐車場、お客様専用」

って意味です。

もしも、メーサイの街を訪ねるときには、ガイドブックには載ってませんが、ぜひ訪問してほしいお店の1つです。

お店の情報

เจ๊ชม ข้าวเหนียวมะม่วง ข้าวซอยน้ำเงี้ยว สูตรโบราณ

■営業時間
9:00~17:30

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